前から興味はあったのですが、香港シネマフェスティヴァルなどのおかげで、やっときっかけがつかめました。
ひとくちにショウブラ映画といっても、なにも功夫や武侠やアクションばっかりの内容なわけではありませんが、私がみているのはそういうのばっかりです。
そのうち古装も見てみようとは思っています。
というわけで、今年観た中から、ベストテン・・ならぬ、ベストセブン。だってまだいくらも見てないしね。
順位をつけるというよりも、印象深かったものをあげてみます。
『ヴェンジェンス−報仇』
デヴィッド・チャン姜大衛に惚れました!
肉体美を誇る武打星たちの中にあって、華奢な体格ながら、決して引かない堂々とした態度とカッコつけ、俊敏で思い切った動き、都会的で賢い末っ子キャラ。
そしてニカーッと笑った顔がまた、屈託なく可愛いし。
先日ハタと思い出したのですが、この主人公、昔読んだ旧制高校ものの少女マンガのキャラクターみたいな気がします。着てるものも旧制高校調だし!
アクションシーンの力の入り具合は違うけど。
『新・片腕必殺剣』はまだ見てないのですが、楽しみです。
『嵐を呼ぶドラゴン』方世玉興洪熙官
アイドル功夫映画ですね。
とにかくフーシェン君がかわいい。自分のせいで兄弟子の洪熙官が敵につかまったのを知って「俺をころせ!」と叫ぶところと、その兄弟子にあたたかな言葉をかけられて超ウレシそうにするところがすき。
そして似合いすぎるほど似合う白扇子!
張徹にはめずらしく、最後もハッピーエンドだし、楽しくなんども見た映画。
『上海ドラゴン 復讐拳』馬永貞
『報仇』もそうだけど、張徹監督は、スターの魅力を売り出すのがうまいと思う。
古臭い男らしさ満載の主人公、しかしそれが陳観泰のニンにぴったり合っている。壮絶きわまるファイトシーンの数々も含め、こんな作品をつくってもらえて陳観泰は幸せだと思います。
『武侠怪盗英雄剣 楚留香』
さて張徹お気に入り俳優は私のお気に入り俳優でもありますが、狄龍の作品は楚原監督のこれがよかったと思います。衣装美術も話も女優もまわりは派手にもりあがってるけど、そういう派手な中にいて気張ることもなく主役スターとして君臨できるティ・ロンはかっこいい。そしてさわやか!
いわゆる功夫ものにくらべると、この映画は日本の時代劇とも似た印象。東映でこの映画をつくったとしたら中原一点紅役は内田良平でやってほしい・・と思ったが、肝心の楚留香、雷蔵は五社協定があるからだめだしなあ。(だから何)
youtube漁ってたら『楚留香之幽霊山荘』ってのもありました。これも見たーい!
『残酷復讐拳』残[缶欠]
『五毒拳』もいいけど、やっぱり最初にみたこれがインパクト強かった!
どうみても「スター」でない人たちばかり(チェン・クアンタイはいるけど)、しかしとにかく運動能力が極端に高い人ばかりが出てきてまた極端な復讐話をくりひろげる。復讐戦は闘いでもあるけど絶技の披露合戦でもある。
スターでない人ばかり、と言ったけど、私の中では、この映画における、頭が不自由になってしまった武人を演じた江生はスターです。
全く落ちることのないテンションで全編ひっぱってくれました。しかも明るすぎるくらい明るく!
五毒ファンの方がつくったこのビデオの中で、白い服着てわっかで遊んでるのが、『残酷復讐拳』のときのシーンです。
『少林寺三十六房』
有名だからという理由で見たのだけど、いや、見てよかった。
修行がはかどってくのを見てると楽しくて。一応復讐もするけど、ドロドロしてないし、ファミリー向けかも。
甥っ子がもう少し大きくなったらさりげなく見せたいです。
(映画とは関係ないのですが、スペシャルエディションのインタビューで劉家良が話していたこどもの頃のエピソードが、ニコとステの某映画の設定そのままだったんで驚きました・・。)
『ヒーロー・オブ・クンフー 裸足の洪家拳』洪拳小子
この邦題なんとかならないのだろうか・・もうちょっと、この映画にあるドラマを感じさせるような。
張徹映画では、前半とってもたのしげでもあっというまに暗雲たちこめて悲劇がおきがちですが、これもまさにそのスタイル。
いい映画だと思うけどフーシェンが、てか、小子がかわいそうでかわいそうで・・そりゃあ、軽薄かもしれないけど、悪気はないのに!
・・ということで、ショウブラ元年というよりか張徹元年て感じのラインナップになりました。
とくにここ2週間ほど、映画館にもいけず、家でDVDやyoutubeで細切れ的にいろいろ見ていたせいで、頭の隅のどこかにいつもデヴィッド・チャンとかフーシェンとかのイメージがこびりついてて、切り替えにくい感じ。
そうこうするうちやっとシゴト納め。
今年中に観ようと思っていた例の『エボラシンドローム』を見るか大掃除をするか。
それが問題だ!!
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