2020年02月24日

ソン・ランの響き

『ソン・ランの響き』噂通り素敵な映画でした赤色のハート こういう映像でこういう映画を作りたい…という監督の熱意を感じます。カイオルンという大衆演劇への情熱とともに描かれる主役二人の物語の美しさ。窓枠とか階段の手すりとかも素敵でした。あと、ベトナムのお子様たちの可愛さったらないですね!(ツイートより)

監督 レオン・レ
主演 リエン・ビン・ファット アイザック
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2020年02月23日

やくざの墓場 くちなしの花 / やくざ対Gメン 囮

梅宮辰夫追悼上映、新文芸坐の二本立て。

『やくざの墓場 くちなしの花』
深作欣二と渡哲也といえば、『仁義の墓場』ですが、これはそのあとに製作され、ちょっと軽い(悪い意味でなく)といえるような、娯楽作。
渡哲也がだんだん落ちていくのは同じだけど、最初は一応デカであり、なんとやくざと義兄弟の盃を交わし、かつ、そのやくざへの義理によって落ちていくようなもの。落ちていきながら、ふふっ、と笑う渡哲也カッコいい。ちょっと、東映の人と違う感じのスターぶりが良いです。やくざ側の人間の中に、梅宮辰夫がいて、これがいい役。そして梶芽衣子、わかくて細くてめっちゃきれい。わりとふつうのやくざ社会の中の女なのではあるが、彼女も、梅宮辰夫も、ある共通する点があり、そして渡哲也は、ふたりとは違うけれどひきずる過去がある。脚本笠原和夫、いろいろと派手です。鳥取砂丘のラブシーンとか!(砂じゃなくて浜だけど)
配役がまた派手で、『仁義なき戦い』や『実録外伝 大阪電撃作戦』に出ていた役者さんたちがばっちりそろっていて、かつ、金子信雄とか成田三樹夫とかのお上手役どころ心得組、さらには大島渚まで!(大島渚に、最初にしゃべらせたのは成功だったと思う)
というわけで楽しくみた。
さいごに、「くちなしの花」の歌のMVが入るところが、それが条件だったのかしらん?ちょっと珍しい。
1976年。国立フィルムアーカイブのフィルムにて。

『やくざ対Gメン 囮』
梅宮辰夫は麻薬Gメン。囮捜査というか潜入ですね。相棒が松方弘樹のやくざ。よいコンビですね。
監督は工藤栄一。昔昔、なにも知らないころは、必殺シリーズでみていいなあと思っていた監督ですが、映画でみると、どうもリズムが合わない。1本目にみた深作欣二作品がちゃっちゃと進んでてんこ盛りだったのにくらべると、じっくり型といいますか。冒頭の神戸ロケはよかったですね。ごく普通の、阪急電車の駅とかなんだけど、きっと今ではだいぶ違うでしょうから。
これには三島ゆり子たんが松方さんの彼女の役で出ていてかわいかった。ふたりがいちゃいちゃしている場面でフィルム切れ。変色しておりますと何度も言われていたせいか、復活までおとなしくまつお客さま方でした。
最後に結構がんばったカーアクションがあったわ。
1973年。あ、そうなのね。松方さんがなんか若かったわ、そういえば。

以上の二本、やくざと仲良くはするものの、主役は、刑事とGメンなのが、へええ、と思った。
ええと仁義なき戦いは1973年ですね。





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2020年02月22日

グエムル 漢江の怪物【結末について言及あり】

「パラサイト」公開記念で、一部ポン・ジュノ過去作品の上映があったが、一番見たかったこれはなかったので、アマゾンプライムだったかで視聴。

とてもおもしろかった。公開当時、今以上に韓国映画見てなかったが、ちょっとみてもいいかなーと思いつつ、かいまみた怪物=グエムルの姿が結構グロと感じたのもあり、結局見損ね。
グエムルの造形の感想は、個人的には美しさがないところがこの話にぴったり、だった。

前半、発端を淡々と短めに描き、つづいて主人公一家の描写とグエムル出現からの疾走感がすばらしかった。主人公一家(小学校高学年くらいの女の子、父、祖父、おば、おじ)の描き方もよく、劇場でみたら楽しかったであろう。途中、パンデミック恐怖がある際の社会も描かれる中、少しだけ(というように感じた。多すぎない感じ)グエムルの仕組みといおうか生態がちらちら描かれるのもよかった。サスペンスの盛り上げ方うまい。女の子の家族が、それぞれのやり方で女の子奪還をこころみるのもよかった。おばさんが、自分の「武器」を最初から使うつもりであるのも良い。なにより女の子が、最初の、グエムル前のときもかわいいしそのあとも可愛くかつけなげ勇気ある、がんばって、助かって、とという気持ちでいっぱいになった。

それだけに。最後の結果は大変に悲しく残念だった。
ガンホさんの父が、あんなにがんばったところ、あれをみて、震災のときに被災した方々が家族をさがしまわった話(メディア記事などで拝読)を思い出した。すごく・・悲しい。
そしてさらにそのあとの「後日」シーン、悪くはないけど正直複雑だった。

『パラサイト』で、寄生一家や被寄生一家の女性陣扱いについてのコメントをよみ、とくに妹ちゃんについては、とても可愛くえがかれていたし、んーそこまで気づかなかったな妹ちゃんの教授法についてはそうだねと思いつつ、だったのだけど、グエムルのこのラスト。合わせ技で考えるとなかなかこう・・複雑。無意識にそうなるのかしらね。

個人的にネタバレを気にして書くと、それってなんだっけ具体的に?とあとで思い出せないのは、再び見る機会があれば新鮮に楽しめるのではあるがやっぱり残念なので、こんなふうに書いてみました。

ちなみに、映画冒頭におきるある出来事は、実際に起きて、韓国では大問題になっていたとな。

2006年韓国
コ・アソン(女の子) ペドゥナ(女の子のおばさんでアスリート)
ラベル:2006年
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2020年02月12日

CATS

宝田先生が吹き替えをなさっているミュージカル!なので見ようと思ったのに字幕版をとってしまった。
初めてみた『キャッツ』、この映画版、人間を猫に仕立てるためのCGが気持ち悪い、との悪評があるらしかったけど…どうかな〜、どうせなら、もうすこし毛足を長くすればよかったのでは?人間の体の線がありながら、うすく毛も生えてる、その感じは私もうーん、だけど。ジュディ・デンチは似合ってたと思う。

お話はこういうのでしたか。という感じ。
やはりよいのはイアン・マッケラン(宝田さんの役)、長老のジュディ・デンチ、そしてロイヤルバレエ団のバレリーナ、フランチェスカ・ヘイワード(物語のきっかけをつくる、よその街から運ばれ捨てられたヴィクトリア)。彼女が自分で歌も歌ってて、上手すぎない歌に弱いわたしは彼女の歌が気に入った。

2

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2020年02月01日

淪落の人

昨年の大阪アジアン、12月のアンソニー・ウオン舞台挨拶付きでの先行上映につづき3回目。話はわかっていても、折々涙ぐみながら見ました。

12月に来たとき、相当たくさんの取材を受けてくれたようで、正式公開始まるころにはネットメディアだけでもかなり多くの記事で秋生さんのインタビュー読めました。それに書いてあった、秋生とメイドさんのあるシーンをカットした、て話など、なかなか興味深かったです。→以下、自分メモのためその内容(ふたりのベッドシーンも撮ったけどそれはカットされてた。自分(=秋生ちゃん)もそれでよかったと思う

秋生ちゃん、政治的発言のため「干されて」いるわけだけど、ほんとうにそれはもったいない、というくらい、すばらしい演技でした。彼にとって非常に難しいということはない役だったと思うけど、もうとにかくさすがです。エヴリンを演じたクリセル・コンサンジとの組み合わせもよかった。

アメリカにいる息子、かわいかったね。ヒミー・ウオン。買ってある『點五步』を見なければ。
ラベル:2018年
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2020年01月26日

パラサイト

韓国映画に詳しくなさすぎる自分でも知っているソン・ガンホ主演。一度見なければと思っていたポン・ジュノ監督作(ほかには『母なる証明』しかみてない)。ということでみてみました。池袋ヒューマックス・シアターにて。

父&夫のソン・ガンホ以下、兄妹のこどもがいる一家四人。窓が地面に向かって開いている半地下の家でくらしている。息子ギウ(チェ・ウシク)が、ある経緯で坂の上の高級住宅に住む一家と知りあい、それをきっかけに、一家あげて高級住宅一家に「パラサイト(寄生)」するようになる、という話。

ガンホ一家って、そんなにすさんではないと思う。ギウはちゃんと父に対してはですます調でしゃべっていて(というように訳されていた)、兄妹の仲もとくに悪くない。ガンホ父さん=ギテクは、あのときに、妻のあれをまず持っていこうとしたよね。それにあんなことできるためには、頭もよくないといけないし。にも関わらず恵まれない。そういう人たちがいる、ということが見てとれる。あの人たちもそうだよね。そしてあの人たちがああできる理由が韓国ならでは。(ネタバレ:あの人たち。もう一組のパラサイトたち。韓国ならでは=もう一組の人がいた場所を持ち主が作った理由、時代背景。少し前に建てられた建物ということになっている

個人的に(ほんとに個人的な思い出に関連して)すごくウケたのは、あのめがねかけたお手伝いさんの得意ネタ(ネタバレ:北のトップの演説ものまね)なんだけど、そういうところで誰も笑わないよねやっぱり。全体に、ちょっとはクスっとしてもいいような感じにはしてあるけど誰も笑ってなかったなあ。あそこに限らず。それ以外、そもそもあの家のあれとか、大ピンチの日の自然現象とか、それがどのようにガンホ一家に作用したかとか、その途中、キム・ウシクが立ち止まって足元をみるのとか・・いろんな示唆表現があり、それがまた、なんというか、ガシガシ行く感じでなくこれ見よがしでもないのは、カンヌで賞とるくらいのベテランの洗練てことかしら。わかりやすいとも言う。


そして、ガンホ氏、ギウの「手紙」実写シーンでの、あのドアからの現れ方。すんごいクール。
韓国映画界の宝でしょうねきっと。

お金持ち家のこどもの描き方もおもしろい。お金持ちの奥さんは真ん丸目玉、娘も激カワ(この、ある程度うぶな感じもありながら可愛い加減が)、そしてギウの妹ちゃんギジョンの、細い目に少しマスカラのメイクの可愛さ。しかし、ガンホ家、おかあさんだけは丸い目系の顔だったな。

ポン・ジュノ監督は、以前、『グエムル』がすごくおもしろそうと思いながら見ておらず。『殺人の記憶』もみてない。この二本は、みた方がいいよねやっぱり。



2019年韓国
ラベル:2019年
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2020年01月05日

マニカルニカ

カンガナーちゃんが東インド会社支配時代の戦う藩国王妃を演じる。監督にもクレジットされてた(共同監督)。
いやー、激しかった。戦うラクシュミー・バーイーの鬼気迫るすがた。基本、絶対に思ったとおりにする役を貫き通したね。

彼女以外の人物についてのその後が紹介されていて、うちひとり20世紀まで生きた人がいたけど、それでも、独立まではまだ時間がかかったわけですね。


posted by ゆずきり at 17:34| Comment(0) | インド映画@映画館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月03日

家族を想うとき

ケン・ローチ最新作。『わたしはダニエル・ブレイク』で引退宣言してたのね。
原題We Missed You Sorry。宅配便の不在通知に書いてある言葉。
イギリスでも、自営業者として契約で働き、何にも、補償されない人がいるのね。

リッキー、アビーと兄妹の子どもたち。本来は互いに愛情をもつ仲良し家族なのに、親たちの仕事の余裕のなさゆえ、家族がバラバラになっていく。
演じる人たちは、下の子以外は俳優経験者だけどみなオーディションで選ばれた、メジャーでない人たち。それが功を奏して家族がみんな良かった。とくに印象に残るのが優しい妻で母のアビー。あんなに優しい人なのに…。彼女の優しさは、介護の職場でも、(いけないと言われているらしいが)個人的な交流まで起きるようなあたたかさ。そんな彼女さえ爆発してしまうような身勝手な企業側。そこで得をしている誰かの姿はえがかれてなかったな、そういえばば。(彼女がバス停で切羽詰まった電話をしてるのをきいて、よそのおばさんが、Are you all right,love? と声をかけてくれたのが印象に残った。通りすがりの人のやさしさ)
あの家族があれ以上引き裂かれませんように、と祈るしかない。
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2020年01月02日

ジュマンジ/ネクスト・レベル

新年第一作。気楽に見られると良いなーと。
前作は、ベタニ―が元の世界に帰ってからあの人に再会するところで涙だったけど、今回のは、もっとふつうの?涙シーンであった。でもその当事者の一方の姿と得意技っていうのが、『魔術師のおい』(ナルニア国物語の)に出てくる、「イチゴ」と一緒で、そのシーンはワオ!だったね。吊り橋のシーンとか砂漠のシーンとか、それぞれでてくる動物たちが迫力あっておもしろかった。
さらに続きがあるようですが・・みるかどうかはわからないな。

この作品、主演のロック様がご自身でプロデューサーを務めてらっしゃるわけですが、さっそくオークワフィナが入ってるのさすがね。
今回、第一作よりは盛り上がれないだろうなあ自分が、と思いつつ見たのは、カレン・ギレン嬢がまた出ていたからです。カワイイね。
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2019年12月26日

スーパー・ティーチャー 熱血格闘  【原題  大師兄】

ドニーさんの映画、コレクション上映にてやっとみた。
これは王晶の映画なのね。全体の話が、今の香港の社会状況をふまえつつも、どこか「微笑ましい」話で、このたわいなさがとても王晶。
キャスティングもいかにもだね。主人公はフロム大陸(むこうでは多少とも知られてるのだろうか?)生徒チームの紅一点はテレビ人気者の抜擢(といえるかと。俳優業はまだあんまりしてないから)。昔の芸能人の二世(しかも、ふたご)とか、パキスタン系(でも本人はナイジェリア人と香港人の両親の子)がいたり。
アクションシーンで、これは…六花樁⁈と思ったところがあったようななかったような…DVD見てみよう。

11月30日シネマート新宿にて

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2019年12月24日

ラストクリスマス

ミシェル・ヨー様に会うため、クリスマスイブに見に行きました。
ポール・フェイグ監督。
ミシェル・ヨーの息子を『クレイジー・リッチ』で演じてたヘンリー・ゴールティングが男主役。
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2019年12月07日

肉体の約束

キム・ギヨン特集にて。今回はこれ1本。


パンタロンとジャケットを着てボブスタイルの黒髪がきれいな堂々とした女性と、コートにスカーフのちいさくなっている(気持ち的に)女性が列車に乗っている。コートの女性スギョンの回想で、彼女が、男に騙され利用され、ひどいめにあったあげくに罪を犯し、服役中だが模範囚であり、なんとか彼女を救いたいと思う女刑吏(すなわちボブの女性)に連れられて母の墓参りにいくところである、とわかる。その列車中で知り合った男と恋に落ちる(ということになるかと)スギョン。相手の男フンは今迄の男よりは相当マシではある。

フンは、最後まで、スギョンのことをおもってはいるが、成り行きは最終的にはうまくはいかない。
とにかく、1970年代の韓国ってほんとうにこうだったのだろうか・・でもそうだったんだろうな、と思ってしまう。今はともかく、韓国も日本と同様男尊女卑の近代をすごしてきたのでしょうね。それにしても、露骨で極端な男性たち。

スギョンは、表だっての普通の会話セリフより、独白がおおく、そこで話がつながれていく。独特のものがある進め方だけど、それでも、後半はどうなるんだろうかとひきこまれた。とにかく、おもしろくないことはない映画をつくる人、キム・ギヨン。

画質は、かつてみたことあるどんな映画よりもひどい状態で、これでよく、デジタル素材だけでもつくったな、と、韓国でのキム・ギヨンの再評価ぶりが感じられた。

民家がつらなる細い坂を上るシーンがあって、あそこはどこなのかなあと思った。

監督・脚色 キム・ギヨン 脚本 キム・ジホン
出演 キム・ジミ イ・ジョンギル パク・チョンジャ パク・アム
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2019年11月26日

大輪廻

フィルメックスにて。
3人の男女が生まれかわりつつであっていく話で、最初は明朝、次は民国、最後は現代。
3人は、若い男女プラス石雋。石雋が若い二人のおじゃま虫な話。第一話がキンフーで、『空山霊雨』に出ている元ならず者の役人役の人も出ていた。この話でも、すごい大自然の中(岩ごつごつの山とか)を行くシーンがあり、ほんと自然の中のロケが好きだな。
若い女性役の彭雪芬、デジタルレストアにお金出したみたい。徐楓といい、やっぱり自分が美しく出演していた作品を大切にするのね(皮肉とかでなく素直によいことと思います)

民国でも現代でも、彭雪芬は劇団の人で、俳優だったりダンサーだったり。そして、現代の話は、台北からモダンダンスの劇団がどこか地方へ公演にいき、そこで法師とよばれる兄がいる地元の男性と恋仲になる。で、その地元の祭が、トランス状態になった人が顔や体に針さしたり、刃物でできたハシゴを上ったり強烈なもの。どこなんだろうか、ここ。劇団が船で帰るんだけど、その船に「薹澎」って書いてあったから、澎湖…?タイル遣いしてる建物も映ってたな。

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空山霊雨

フィルメックスにて。
23日土曜日にみたとき、ちょっと船漕いじゃったのもあり、今日はちゃんと見られてよかった。新しい僧正のことがよくわかったわ。
ロケがほんとにすばらしく、流れるような緩急がここちよく、おかしいところもあって、俳優はややおおげさな演技なれどもわかりやすく、みていて楽しい。突然のアクションシーンもあるしね。
衣装もほんとにすてきね。徐楓は、下にレギンス的ズボンははいてるけどスカートで、その上に上着をきて帯を締め、その帯がこぎんざしみたいな感じですてき。
女子をいっぱいつれてる在家のえらい人も、顔の両側にししゅうした布がたれさがってるけど、それが左右同じじゃないの。徐楓がマントを着るときには、必ず右側をすこし裏返して着てるので、真っ赤な裏側がみえてかっこいいし。徐楓、目の下にアイラインをいれてて、そのせいでよけいに目がめだつ。盗みにでかけるときに、徐楓の相棒が、徐楓の帯と同じような博多織っぽい模様の布をハチマキにして、んっ、って締めるのもすき。
古い僧正は今福正雄みたいな感じで、90歳ていうよりもう少し若かったな。
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熱帯雨

フィルメックスにて。


『イロイロ』のスタッフとキャストが集まって、再びの撮影。
中華文化とは、田舎と都会とは、男と女とは、家族とは。アンソニー・チェン監督、こまやかにしてクレバー。
じつにすてきな「別れ」があって、そして静かなエンディングがみずみずしくてすばらしい。
(ネタバレしないように書こうとすると語彙がなくて下手な宣伝文句のような・・)

メモ:タイパン


2019年 シンガポール、台湾
ラベル:2019年
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2019年11月20日

イースター・パレード

初アステア、初アン・ミラー。ジュディもかわいかったけど、彼女は歌の人なのかな。街はぜんぶセットなのね。
ピーター・ロフォード、便利な役。

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2019年11月17日

グレタ

ニール・ジョーダン監督、イザベル・ユペール怖い映画。ひとりぐらしで、高そうなハンドバッグでいたいけな若い娘を釣り・・というお話。お金はどこから?というのがちょっと謎ね。
スティーブン・レイがちょっとだけ出てた。マヌケすぎる探偵の役。あんなに正直に言わなくてもいいのに・・普通警戒しない?たしかに昔よりは年取ってたけど、年齢検索してみたら、見た目は10歳くらい若くみえた。もっとちゃんとした役で見たい!
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2019年11月16日

盲目のメロディ インド式殺人狂想曲

印度映画で一般公開、という理由で見に行く今日この頃。
男女が背中合わせに目隠しされて縛られているポスター、ラーティカ・アープテー嬢出演、というだけの情報でみたけどすごくおもしろかった。
これは、予告編でも見せてるから言うけど、才能あるらしい一人暮らしのピアニスト、盲目は装ってるだけなのね。でもその理由は、最後まで効いている。
殺人もどんどん起きるけど、なりゆきの理由で、が多い。でもどんどん、詰んでいく。
人を食ったようなキャラクターがたくさんでてきておもしろい。ピアニストの近所に住むこども、くじ売りおばさん、警察署長、お医者さん。
それほど悪くはないともいえるのはくじ売りおばさんの年下の夫とか、シミー(往年のスター俳優の二度目の妻。タブー飾)のお向かいさんとか。ラディカは、縛られてる人じゃなかったね。
とにかく、ラストシーンの、ピアニストとして成功している様子のアーカーシュが、空き缶を蹴っ飛ばすところがシニカルでとても好き。
アーカーシュ演じるアーシュマン・クラーナーも普通の人そうにみえてちょっとヒネったところのある役ぴったりだし、なにより、最初、料理wしながら夫にビデオをとられている段階からして何かをかんじさせるシミーことタブーがとってもかっこよくてよかった。
ラーティカーちゃんは、とんでもないことにはまきこまれずには済んだ人の役。たまにはひどい目に遭わないのもよいのではないでしょうか。

監督がナワーズの「ラーマン・ラーガブ2.0」の人だとこれもあとで知った。おもしろくてブラックなわけよね。

くじ売りおばさんの着ているサリーの柄がとても良い。ちょっと、こどもの七五三用とみまがうような花模様がついていてメインの色は濃い目のピンク。すてきだわあ。


2018年、原題 Andhadhun
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2019年10月30日

ファストフード店の住人たち

2019TIFF第一目はこれ。
マクドナルド風の24時間営業のファストフード店で夜明かしをする人々の物語。
監督黄慶勲は、鄭保瑞ほかの副導演をしてきた業界ベテランだけど、これが長編第一作。ずっと撮りたいものが撮れた、ということのようです。主演のアーロンは、2年前にカンヌでこの脚本を読み、どんなことをしてもこの作品に出たい、とマネージャーの小美に頼んだ、と。香港映画の力を信じる監督と主演俳優による作品で、私としても香港映画の良さがある香港映画だなと思いました。

ロケ地としては、旺角道とか。
この店の向かい側あたりで、借金を返してる人がいました。
ちなみにマッ○の店内は、セットだそうです。
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2019年10月23日

ホテル・ムンバイ

実際の事件を元にしたパニックもの、ですね。
同時多発テロがおき、犯人たちが超高級ホテルにまで入ってくる。そこでのホテルスタッフ&泊り客と、犯人たちの攻防。といっても犯人たちはえらくたくさん武器をもっており、そして、そのころのムンバイでは、特殊部隊というものがなく、制圧までの長い時間、ホテル内にいた人々が自力でなんとかするしかなかった、というおそろしい話。

ホテルの建物(実在)が超すてき。料理長がみんなのリーダーとなり、堅牢な木の扉にある会員のみ入れる?部屋かなんかにみんなで隠れたりする。そのリーダーが、なんか見たことあると思ったらアヌパム・ケールさんだった。ほかにも、みたことある人いたけど、この映画自体はボリウッド映画ではなかったのね。たしか5月頃に香港でやってて、あーまた香港でインド映画やってるきっとおもしろいやつだね!と勝手に思い込んでいたけれど。でもアヌパム・ケールさん最高。
犯人の若者たちは、もちろん洗脳されている人々ではあるのだが、あの大量の武器。だれから買ったのですかお金はどこから。というのを考えると憤りを感じる。だれかもーけてるんですよ、ああいう事件の裏で。

ホテルの建物がすてきなのと(中はセットでしょうが)、アヌパム・ケールさんがよかった(あと、わたしは勤続30年、ホテルが自分の家です、といってたおじさん)のでまあ満足。
ちなみに、その勤続30年の人が、もうすぐお得意さんがやってくる、お風呂は絶対に49度で用意しろ、とかいってたのだけど、49度って、わたしの感覚からするとずいぶん熱いな。
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