2019年04月20日

芳華 -youth-

昨年、中国映画祭で上映され、みなさんの良い評判をきいていたので、みてみました。

文革時代の「文芸工作団」(軍の一組織で、慰問用の歌や踊りなどを専門にする舞台)の若者たちの姿を描く。中越戦争を経て、現代にかなり近い時代までも描かれる。

踊りは、中華風味はあるしプロパガンダもあるのだけど、基本、クラシックバレエなのですね。なぜバレエなのかの背景を知りたい。
衣装は、中華なものや軍服を模したもので、粤劇や京劇などでよくある、そでがすごく長いやつなんかもある。フォン・シャオガン監督も、原作小説のゲリン・ヤンも、この文工団に実際にいたそうだし、かなり忠実にいろいろ再現されているのでしょうね。毎日お風呂にはいることもできない貧しい育ちの子から、党幹部の子息まで、幅広い層の若者がこの文工団に投入されていた様子。
文工団による歌や踊りは、たしかに若く訓練された人々が行っていて、すばらしいのかもしれないけど、個人的にはちょっとなじめないものだった。

黄軒は、最後まで良き人、正しき人、の役。一度だけ「自分の欲」を出したことで、取り締まられてしまい、前線へ送られてしまう。でも、そのあとでも、ずっと良き人なのですね。中年以降(90年代、00年代)の様子についてはナレーションの説明で終わったけど、それがとてもぐっと来た。どの人も時の流れに逆らえない、だけどそのときどきにいかに生きるかで今がある、という平凡な結論だけど。
これは中国ですごくヒットしたそうだけど、文工団に行くような年齢の人なら相当ぐっとくるでしょうね。でも若い人はどう思ったんだろう。父母の苦労を知る、て感じかな。

戦争の戦闘場面が6分長回しらしい。そのシーンの強烈さ。それは経験している人といない人がいるわけよね。

歌の歌詞には、直接的に毛沢東ばんざい的なものもあったような気がするけど、登場人物自身の言葉で、プロパガンダにそのままのっかったようなものはなかったよね。すくなくとも、団員の若者たちの言葉には。背景にはつねに赤い看板、毛沢東の絵。

とりとめないけど、なんていうのか、とても重く、若者らしい美しさ、はつらつさも映されているのだけどそれを楽しむことはできなかったなあ。最後のナレーションと、あのベンチのシーン。あそこの尊さに比べたら、演劇シーンなんて・・て感じ。

あと、最後の公演は、戦争で心身ともに傷を負った人を招待しての上演だったのだけど、シャオピンたち(精神を病んでしまった人たち)がパジャマ姿っていうのが衝撃だった。

ところで、黄軒は、ハーマン・ヤウ監督作に出ていたらしい。↓
https://twitter.com/yuzukiri/status/1119750524583071745
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2019年04月10日

ショーン・オブ・ザ・デッド

エドガー・ライトの映画は、ほかに、『ホット・ファズ』と『スコット・ビルグリムと邪悪な元カレ集団』をみた。最近では『アントマン』や『ベイビードライバー』なのね。
2004年のクレジット。相当前だなあ。『ドーン・オブ・ザ・デッド』をみてからこの映画をみようとかつて思ったものだが・・。

2004年において、レコードというのはまだメインだったっけ?
ダイヤーストレイツはいらないのね〜。
アッシュて、この頃の音楽だったんだね・・。
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2019年04月07日

カンフー・カルト・マスター

原題『倚天屠龍記之魔教教主』。
リー・リンチェ主演、王晶監督、サモ・ハン出演&アクション監督。
リンチェ(後に教主となると)の父役でじゃんゆーさん。衝撃の死に方。でも気高くすてき。きれいどころが張敏、ジジ・ライ、チンミー・ヤウ。張敏さんは、母役とラスボス役両方やっててかっこいいわ。カメラも盛り上がるように撮ってる気が。少林寺の元飯炊きが面白かった。
1993年作品。
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風と女と旅鴉

加藤泰特集の際にも見たはずだがもうひとつ思い出せないので(内容も自分の印象も)見てみた。
加藤泰らしいかどうか、丘さとみは地毛で髪結っててそれがとても可愛かった。川辺で野の花を挿してもらうのにぴったりな可愛いさ。
この映画の良いところは、錦ちゃんが普通の若者っぽいところじゃないたろうか。
最後まで迷っているの。きっと次はいいことがあるよ、頑張るんだよ、と声をかけてあげたい。

長谷川裕見子のことはどう考えたらよいだろうか。ちょっと気の毒。
殿山泰司がたよりない十手持ちの役だったが、香港リメイクの際には林雪でお願いします。

脚本、成澤昌茂だった。(ついったでニコラス・レイの「追われる男」のいただき、といってる人がいたのですが。とにかくオリジナルシナリオらしい。この人大正生まれなのでは?・・と思ったら1925年生まれだった。)

いや、じっくり見てしまった、ほんとに。これ、好きな作品になった。
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2019年04月06日

殿様弥次喜多 怪談道中

ラピュタの錦之介祭り。
監督沢島忠。
賀津雄ちゃんとコンビの明朗時代劇。明朗時代劇といっても、雷蔵さんのとはまた違いますね。とにかくきっぷがいい。きっぷがいいの塊。
沢島監督と組んだ最初のものだったのだろうか?ちょっと硬いところもあるけど、基本はたのしい。
とにかく、ときどきものすごくそっくりにみえる二人が真っ白な歯を出して笑い、楽しそうにこづきあったり、幽霊をこわがってくっつきあったりしてるのが可愛かった。それにつきるな。
女優さんは、大川恵子が、進藤英太郎一派に利用されて思い詰めてる娘さんの役で、彼女のつらそうな顔をみてると誰かを思い出すんだな・・暗い役の阿Sa?大川恵子、男装した役とかないのかしら。とても映えると思うけど。
旅の宿での女中さんで山東昭子が出てたんだけど、彼女の朋輩女中(わりとせりふある)の女優さんは、地毛で日本髪結ってた。やっぱり自分の髪の毛だと可愛いなあ。
これ、初めてみたと思うんだけど、ダークダックスが川越えやる人で演技もしてるし川神輿もかついでる(ひとり、一瞬カメラ目線になってたw)のも、誰かにきいたのかしら?もしかしてもう一回みてたらどうしよう。(どうでもいいです)
posted by ゆずきり at 23:45| Comment(0) | 日本映画@映画館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月31日

曽我兄弟 富士の夜襲

富士山、大フィーチャーだったけど、どれくらいが合成でないロケ映像だったのだろう?あと、十郎がどうなったか気になる終わり方。
こども時代に剣の稽古をつけてもらってるとき、ほら、腰が入ってない、といわれて、下の子が、んっ、と構えるのが可愛いらしかった。


曽我兄弟の子供の役は、たぶん植木兄弟。原健策が林の中で幼い兄弟に剣の稽古をつけているときに、「ほら、腰を入れて」というと、ふたりがフンッ、と腰を落とすのがとてもかわいらしかった。かわいらしいといえば、二人の命が助けられたとき?だったか、手を取り合ってみつめあうのを横からの図と全く同じポーズを、たしかいよいよ仇討、というときにやっていた。もちろんわざとよね。そういうわかりやすい演出がいろいろ。
あと、こども時代処刑寸前ですわらされた獣の毛皮の上にふたたび座る十郎、といいのもこどもの頃の思いを、てことね。獣はイノシシだと思うたぶん。

ちなみに、大人になってからの曽我兄弟は兄五郎が東千代之介で、弟が錦ちゃんだった。母親が花柳小菊。「正しいものが報われるのです」的なことを言っていた。報われる、じゃなかった気がするけど、「正しいものがいつかは・・」といった言い方してた。いろんな事情で、母親があえて弟をつっぱねるところが可哀想でねえ。こういう「可哀想さ」っていうのも、もういまでは昔話よね・・。

千恵蔵さんが少し出演で足利将軍。そのえらい家来が月形龍之介で、彼が曽我兄弟の敵。で、将軍が狩りにいくときがかたき討ちのねらい目、ということになって、それが富士山が見える場所なのですね。
そして、狩りの場面では、鹿、たぬき、うさぎ、そしてイノシシの映像が!最後は鹿の丸焼きをたべていたみなさん。
ラベル:中村錦之助 東映
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2019年03月30日

引爆㸃(High Flash 〜引火点)

台湾文化センターのイベントにて。
ダンカン・チョウが汚染物質処理をテキトーにやる悪い企業の2代目社長役。
台湾での台湾映画の中では、ということかと思われますが年間11位とのこと。

ひとつなかなか意外な展開があるのだけど、その狙いについてきいたら、できれば
もうちょっといろいろ練ってほしかった…というのは贅沢かしら。これは反語ではなくほんとにわからないのだけど。ウー・カンレン演じる人の困った点について、みんな気づくだろうか。

ダンカンは全然変わってなかったな。もっと悪い子ぶりをバリバリやってほしかったわ。
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トンビルオ!密林覇王伝説

ちょっと良さげなツイートをチラ見し、たぶん楽しめるやつ!と思ってでかけたら楽しめた!
マレーシアのボルネオ島の場所を舞台に、ダム工事利権と、大いなる自然と、呪術と、そしてアクションに次ぐアクション、さらにシンプルな人間ドラマで構成されたてんこもり映画だった。仮面をつけて、養父なき後はひとりで密林で暮らす男は、洋服もきていなくて、体格良く胸板暑く肩幅広い。だが、彼に自分の妻を殺されたと誤解している男は、小柄でスリム、しかしパワーがあり格闘もできる。
悪巧み側の乱暴さ、密林でかけまわり格闘するさま、大自然のあらあらしさ・・。まさに楽しめるやつ、でした。

主人公の養父役、ファイザル・フセイン氏の名前を憶えておきたい。

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2019年03月27日

イップ・マン外伝 マスターZ

張天志再び。中国語ではどういう意味かわからないけど、日本語的には、天の志(こころざし)たあいい名前だね、と思う。
今度で三回目の鑑賞。アクションシーンをじっくりと堪能。天志が下宿先のお嬢さんとこどもをはさんで話す場面、好き。「なにが一番好きだと思う?」というのと「離れるのは戻るため」ていう。あと、夜のネオンがぱっとつく場面、消える場面。いかにもセット、という感じではあるけど、昨今の看板ネオン状況とか思い出してよそ者ながらおセンチに。
上映はじまって一か月近くたつけど、シネコンじゃないけど、まだ一日3、4回上映そしてエレベーターのラッピングを維持している武蔵野館や良し。
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2019年03月24日

おしどり駕籠

久々ラピュタ阿佐ヶ谷。錦之助特集。マキノ雅弘監督、共演は美空ひばり。錦之助ファンクラブの方々がたくさんいらっしゃる模様。

上映後は拍手が。楽しいオペレッタ仕立て、杉狂児の人のいいじいや。好きあってるのにつんつんしちゃう錦ちゃんとひばりちゃん。ふたりとも可愛かった。錦ちゃんの姿かたち、しゃべり方。鮮やかでカッコいい。そして、私も年をとったなと思ったのが、ひばりちゃんがほんとに若くてかわいいな、と思えたこと。ずいぶん前から、自分より年下のひばりを、肌の具合などで肉体的若さを感じても、たとえば丘さとみちゃんのふっくらほっぺたを「可愛いわねえ」と親戚のおばさん目線でみることは、ひばりの場合にはできなかったんだけど、ついに。私も年をとりましたよ。
(そもそも、見てないつもりで見に行ったら見ていたのだった。)

美術助手に井川徳道。矢場とあともう一か所においてあった、張子のおふく人形みたいなのが可愛かった。
撮影三村明。

ラベル:東映 1958年
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2019年03月23日

セメントの記憶

ユーロスペースにて。監督のお話あり。監督はシリア人。

内戦がおわり、ベイルートは建築ブーム。その工事をするのはシリア難民。工事現場の映像、あと、海の中の映像もある。工事を担う人々は、現場の地下に寝起きしている。ボイスオーバーの語り以外は映像と音で勝負。街の映像はあるけれど街行く人はいっさい映らない。女の人もほとんど映らなかったな。

監督にサインもらうとき、聞かなくてもわかるようなことを聞いてしまった。(爆撃後のフッテージについて)
海中の映像は、シリア難民労働者にとっては、空中と同じなのかも。きれいな海、そこを愛でるのではなく、ただ潜って苦しいだけ。
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2019年03月21日

判決、ふたつの希望

イスラーム映画祭。
今年は残念ながらこれ1本。イスラーム映画祭の映画はどれをみてもはずれはないので、時間的にいけそうなこれにした。
特別上映となっており、つまり、以前一般公開していたのでした。そういえば題名聞いたような。でもとてもよい映画でした。

パレスチナ難民と、キリスト教徒でレバノン軍団の信奉者。最初の(小さな)衝突のあと、後者の言葉で前者が後者をなぐり肋骨2本を折るけがをさせる。この事件について、2回の裁判が行われる。

中東の歴史についてちゃんと把握していないので、アフタートーク(字幕監修者の佐野さん)でのいろいろな話が役になった。こういうイベントがあるのもありがたい。

裁判は、一度はパレスチナ難民が無罪になり、キリスト教徒が控訴する、という流れ。二度目の裁判では、裁判官も三人に増え、うち、メインは女性。被告弁護人も女性。まあ最高裁ではないけどね。二度目裁判では、いろんなことが暴露されたりしてヘビー。原告(控訴した方)の代理人がとてもやり手の初老男性で、ちょっとナセルディーン・シャーを思い出した。

(以下ツイートより)
・アフタートークで、字幕監修の方が撮ったダマスカス街道の写真がよかった。内戦で傷んだ建物を生かして美術館とか。モスク近くの(元?)映画館街の映画館も残してなにかにするらしい、と。あと壁のイラスト。これは…マレーシアにもあったんだけど、広い範囲で流行ってるの?
・寺尾次郎さんの字幕だった。アフタートークの佐野さん(字幕監修)によれば「寺尾さんは英語スクリプトから。英語はかなりいろんなことを端折っているのだがにもかかわらず非常に的確な字幕だった」とのこと。

レバノンもヨルダンも、イギリスやフランスなどが勝手にきめた取り決めのせいで、ものすごいとばっちりを受けている国、というイメージがある。パレスチナのアラブ人たちも同様。それから、民兵になったりいろんな暴動をおこすのはみんな男の人。とまあ、毎度思わずにはいられない。
そういう歴史のせいもあるけど、レバノンには多くの難民がいて、そして今はある程度共存できている、だけど、この裁判のようなことがおきると過去のキズがみんなうずく、ということね。

映画はまたもやcanal+がかかわっていた。すごいよねcanal+。ヨーロッパ系の映画のほとんどにかかわるばかりか、レバノン映画まで。
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2019年03月18日

鰯雲

成瀬巳喜男特集@新文芸坐。戦後作品の特集。

複雑な人間関係がありそのメモもあり、事前に知りたくない方はお気を付けを。



淡島千景、木村功。橋本忍脚本。中村鴈治郎。がんじろうさんの、お酒飲めるときのきゅうっと吸いつけられてるようなうれしさ。田んぼをついに売るときの、「もう代かき(かな?)も苗代もでけとる、あともう少し・・」待てば、収穫がある。毎日毎日、働いて働いてそこまでやったのです。惜しくなるのはわかる。「一番風のあたるところに立っている」(正確ではないけど、強い風にあたっている、というせりふだった)という、娘(戦争未亡人)の言葉はあたっている。自分の三男と、分家(妹の家)の娘を結婚させたら、分家にやった田んぼも自分のもの、ととらぬ狸の皮算用をするような人ではあっても。いや、それは農地改革のせいかもだけど、自分の妻が、父親に勝手に二度も追い出されても何も言わなかった人だけど。
厚木の農家の話だった。
小林桂樹(がんじろう長男)と、お見合い相手の司葉子が、好きあっていたことは幸運だった。

田んぼの売買契約書は、昭和三十三年だった。

淡島千景も、高校同級生の新珠三千代も、ふりんにて幸せを得ていてそれについてはそれ以上の追及がない(木村功の転勤話はあっても)のがちょっとものたりないといおうか、それはそれでよい、ということ?


ラベル:1958年 東宝
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2019年03月16日

WHOLE

not ‘half’て話だった。冒頭の線路の映像、どこ?と思ったら神戸。
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G殺

予告篇。URL
ゲスト、リー・チョクパン監督とアラン・ロク氏。
主演はハンナ・チャンだけど、次に出番が多かったのは、彼女の父の愛人役の人かな。これが大陸出身の娼婦で、なぜまたこの設定、と見た日から思ってはいた。
期待していたロケ地、それぞれステキだったんだけど、どんなふうにこれらの場所を決めたんだろう?というのがちょっとききたかったな。
(いや聞いたんだけど時間切れで)

もう一度みないといろいろ何か見落としているのでは?と思わせる作品だった。
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2019年03月15日

ブルブルは歌える

大阪アジアンではことしも数すくなく1本だけのインド映画(ほかにスリランカ映画はある)。アッサム地方出身の監督が描くアッサム地方の話。
高校に通う女の子二人と男の子一人。三人でいつもなかよくというかつるんでいるが、女の子二人が、別の男の子たちと仲良くなり、いつもの男の子を見張りにつけて仲良くしているところを村の男たちにみつかり・・という話。
学校に行くときはビーサンはいてるけど、基本はだし、第一次産業で暮らしている村。主人公の女の子ブルブルの父親は民謡?の歌い手で、ブルブルの歌の才能はみとめてない。だから、だけど「ブルブルは歌える」、というタイトルをつけたのだろう。

途中までは、川?が流れるほとりの自然がいっぱい(貧しいのも確か)の地方での映像が続き、かなーりローイングボートしてしまったのだが、あるシーンでびっくりして目がさめる。まわりの観客もそういう人結構いた。それくらい衝撃だった、あのシーン。

(以下ねたばれる)

ブルブルと友達の少女は、けしからんことをしたとして退学になる。男子二人はならない。それについて、格別批判的な描写は確かにないけど、男子二人が退学になってない、という事実を描くだけで、ええっ?!となったけどそれは映画外で得ている知識(インドでの女性差別)で補完したのだろうか、私。最初に、乗合バンで、きゃっきゃいってる少女をにらむ男がいたよね、あの時点でちょっといやな予感、とまで言わないけどなんだか・・なにあれ?と思った。あと、仲間だった男の子(この子は、女みたいだ、といじめられてる子)が、乗合バンに乗らなかったのとか。

こういう言い方は何ですけど、この作品はサタジット・レイっぽい感じもする。映像美で見せ、静かに訴える、みたいな。
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小死亡

グイ・ルンメイたんプロデュース。ルー・イーチン様はふところ深いな。
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2923

短編三本のプログラムより。高雄から台北に出てきた小薫。新しく紹介された仕事で出会った人とのやりとり。サンクスにヤン・ヤーチェの名があったような。三本みたなかで一番よかった。あの男優さんの名前を調べなきゃ
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2019年03月14日

みじめな人

原題《淪落人》。これまでのところ、どれかひとつ、と言われたらこれかな。
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非分熟女

阿Saの「大人っぽい映画」としてはとてもよかったのではないかと思います。後半、いろいろ好転してきてからの、いつもの阿Saの顔が見られたのも嬉しかった。メインは阿Saの話だけど、古い店をどうするのか、ネオン看板をどうするのか、さいきん香港ではやってるもの(ポールダンス。昼間の時間にレッスンがある!阿Sa、上手だった)とか、いろいろ詰め込んでた、野心的な作品。

ちょっと時間があいてから考えると、やっぱり結構無理のある話だったのかもと思わないでもない・・。
阿Saは、最初はベッドシーンを却下したらしい。脚本ではナマナマしかったらしい。でもそれもうSaraでやってるよね?
私は彼女があのレストランを采配するところをみたかった。でも閉店したっていうのは(老店。とりはずせというネオンサイン看板があるような。タイポーが店員でいるような、そんな店)それはそれでリアルだし。

監督 「ビッグ・ブルー・レイク」のツァイ・ツイシャン。
監督は、「ヴァージン花嫁」の話をやりたいと前から思っていたそうです。
ヒーロー役というか阿Saの相手役というか、が、海外での経験をへてもどってきた、という設定のウー・カンレンfrom台湾。この人が、まあ二枚目なんだけど、ちょっと一昔前の感じだったよねやっぱり・・と今になって思う。とても人気があるらしいのですけど。
posted by ゆずきり at 15:29| Comment(0) | 香港映画@映画館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする